北アルプス 中房川 曲沢
2018年7月27日
自主山行
メンバー:CLひーちゃん、SLひらちゃん(記)
コースタイム:
5:25安曇野市営第三駐車場→5:45まがりさわばし→6:25 20mトイ状滝→7:10 25mトイ状滝→7:55 2段15m→→8:30大岩→9:40 20mトイ状滝→(稜線まで藪漕ぎ40分)→11:45稜線12:15→14:20安曇野市営第三駐車場
■概要
コンパクトな沢だが、見所が多い沢だった。
全体的に暗い沢で、日がほとんど当たらず夏の暑い日に涼しく登ることが出来た。
岩場は滑りやすい&ガバが遠い場所が多く、身長があるとガバに手が届くので比較的楽に登れるが、背が低いひーちゃんは苦労していた。
滑りやすいので念のためロープはマメに出した。
巻き道は、踏み跡がはっきりした箇所が多く、斜度もきつくなく、ぐずぐずの斜面も無く、笹がしっかり生えているなど、比較的巻きやすい箇所が多い印象。
稜線までの藪こぎは、40分で終わり、斜度もきつくなく、足下がしっかりしているので比較的楽。
■詳細
駐車場から30分ほど道路を30分ほど下ると「まがりさわばし」に着く。
堰堤を2つ越えて、しばらくは荒れた沢。
最初に出てくる5mは、ぬめりがひどくフリクションが無かったため左岸から巻いた。
20mトイ状滝は直登。斜度は緩いがよく滑るので慎重に登る。
8m滝のシャワークライミングを越えると、小さなゴルジュで雰囲気がいい。よく滑る…。
7mナメ滝は、チョックストーンの岩を掴んで越えていく。
25mトイ状の大滝は、右岸巻き。草付きが薄く、バイルを刺しながら登る。滝の落ち口付近の高さからトラバースし、落ち口に着く。
しばらく進むと、2段15m滝。
2段15m滝は中段から左岸を巻く。
大岩を過ぎたら、紫色の綺麗な花が印象的だった。
連瀑帯は、ほとんどを直登で登って行く。
核心の20mトイ状滝は、ハーケンを使うよりカムを使う方が楽そうだったので、リンクカム#2と#0.5で支点をとった。
岩の間が狭いため、ひらちゃんはザックをかついだり外したりしながら登った。
ここから先は水が無く、ひたすらルンゼの岩場を登って行く。
最後は、ゆっくりのペースで藪こぎを40分がんばったら稜線に出る。
ヒル情報:見なかった(北アルプスにはいない)
フリクション:水の中は良好、水が付いているところはヌメっていてよく滑る、乾いたところは良好(ラバーソール推奨)
駐車場:燕岳、燕山荘は平日休日を問わず夏はいつも混んでおり、駐車場がいっぱいの可能性があるので、休日の山行は特に注意